令和6年1月28日(日)10時より東京医科歯科大学
大学院歯学総合研究科 健康推進歯学分野
教授 相田 潤先生をお迎えし
『この10年で大きく見直された、歯科疾患の重要性』
と題してハイブリット形式で研修会を行いました。
まず、冒頭でWHO第74回世界保健総会で歴史的な決議が承認されたこと、
近年の研究で口腔保健の様々な重要性が明らかになったこと、
世界の疾患有病率ランキング全291疾病中1位は永久歯の未処置う蝕で
近年、う蝕は減少していると思われていますが、
実際には4000万人が未治療う蝕患者で
糖尿病(予備軍を含む)患者の2倍に値します。
この高い有病率は医療費の高さにつながります。
また、歯の喪失による口腔機能の低下は
肺炎のリスクだけでなく、高齢者の孤食・体重減少からの死亡リスクの
高まり・閉じこもり・抑うつ発症・認知症リスクに関係し、社会的交流が
活発なほど歯の喪失は少ないことを知り、改めて社会的役割の
大切さを感じました。他にも職域でのオーラルヘルスプロモーションの
取り組みや集団フッ化物洗口によるポピュレーションアプローチの効果
などを指導いただきました。
歯科疾患の多くは予防が可能なことから、発症する前のなるべく早い時期から
自分の歯を守る知識を伝えていく必要があると感じた研修会でした。
講師 相田 潤先生
会場の様子
2024.02.07
令和5年11月18日(土)、ホルトホール大分にて、
会場とWebのハイブリッド形式で
「手作り模型によるわかりやすい摂食嚥下のしくみ」と題し、
広島国際大学総合リハビリテーション学部教授の
里田隆博先生にご講演いただきました。
当日は、先生が作られた模型やペーパークラフトを
広島よりたくさんお持ちいただきました。
実際に模型を見て触ってみて、複雑な摂食嚥下のしくみを
大変わかりやすく学ぶことができました。
精巧な作りの模型と、先生の楽しい語り口で会場は大盛況で、
「学生時代に先生の講義をお聞きしたかった。」
Web参加の方からは「会場参加すればよかった。」
との声を多くいただきました。
今回学んだ内容を、他職種との連携や、地域高齢者の
健康寿命延伸に役立てていきたいと思います。
講師:里田 隆博先生 会場には里田先生が持参された手作り模型の数々
嚥下の仕組みを模型を用いてわかりやすく解説してくださいました。
ペーパークラフトの模型
2023.11.22
令和5年10月15日(日)10時よりJ:COMホルトホールにて
DH-KEN(e-ラーニングによる研修)で、にしだわたる糖尿病内科の
西田亙先生による医療面接のコンテンツ上映を行いました。
『自己紹介を通して覚悟が宿る』『送り返しが共感を生み出す』
『魔法の言葉で理由を探る』の3つの演題のお話でしたが、
患者さんへの感謝と責務の大切さや共感を育む為の手法として
送り返しと妥当化があるという事を学びました。
歯科衛生士としてプロとして接しなければいけないという覚悟、
患者さんに共感しその先に敬意が芽生えるということを改めて
痛感しました。
西田先生の笑いの絶えないお話であっという間の研修会でした。
今回学んだ知識を明日からの診療に早速役立てていきたいと思います。
司会進行と会長挨拶を兼任する当会渡邉会長
西田 亙先生の講話はいつ聴講しても笑いを誘います。
しっかり頭の中に入ります。
会場の様子
2023.10.18
令和5年9月9日(土)ホルトホール大分にて、
広島大学大学院医系科学研究科 二川浩樹先生をお招きし、
大分県地域ケア会議アドバイザー強化研修会を開催しました。
今回の研修会では、L8020乳酸菌が入ったヨーグルト・飲むヨーグルト
・チョコレート・タブレット・マウスウォッシュ・イータック製品など、
たくさんの試供品をいただきました。ヨーグルトは酸っぱいのかと思いましたが、
甘くて普通のヨーグルトと変わらない味に感じました。
いろいろなウイルスが流行っているなか、イータックの特性とその活用法
についてもご教授いただきました。イータックは義歯用もあるので、高齢者の方の
誤嚥性肺炎予防にも役立てていきたいと思いました。
今回の研修会で学んだことをまずは自分の生活に取り入れて、
さらに健康寿命延伸のために皆さんの生活習慣の一部に取り入れていただけるよう
に努めていきたいと思いました。
講師 二川 浩樹先生
L8020乳酸菌を使用したヨーグルト、タブレット
チョコレート、口腔ケア用品、イータック抗菌化ウェットシート
ペット用L8020乳酸菌入りおやつと歯磨きガム
2023.09.24
2023.08.24