一般社団法人大分県歯科衛生士会

活動報告

アドバイザー強化研修会

  2月28日(日曜日)13時より、(株)ライフリー代表取締役・大分県作業療協会の佐藤孝臣副会長より「地域包括ケアの時代において歯科衛生士に期待すること―他職種の視点からー」のご講演がありました。

終始、歯科衛生士の専門性に大きな期待を感じる有意義な研修会でした。厚生労働省の調査データにおいて、「口腔機能向上加算」が始まったばかりの平成17年度は1%台でしたが、平成30年度には12.2%に増加となり、数字での見える化は更にモチベーションアップとなりました。また、介護職員の離職の問題は切実な課題ですが、計画的な口腔ケアを行うことの困難さはもとより、生活を支えるご苦労を実感した時間でもありました。

休憩を挟んで15時30分からは、山形県・奈良県・高知県歯科衛生士会の会長から「各県のおける地域ケア会議の取り組み」をご紹介頂きました。アドバイザーとしての歯科衛生士の育成等、大分県も含めて各県が抱えている問題点は共通しており、オンラインの利点を活かした報告会となりました。それぞれの地域特性に合わせた内容に感銘を受け、大分県も負けないように、県民の健康寿命延伸に貢献していきたいと思っております。

ハイブリッド研修会でしたが、回を重ねていくことで、主催側も参加者も少しずつ慣れてきたように感じました。

講師 佐藤孝臣氏

山形県歯科衛生士会会長

奈良県歯科衛生士会会長

高知県歯科衛生士会会長

 

 

 

 

 

2021.03.14